メッシュオーダーを用いた被覆または中空構造の解析

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被覆もしくは中空構造を簡単に生成するには,二つの同心円の構造を配置してメッシュを適切に設定する必要があります.
メッシュのオーダーはobject propertiesかもしくはmaterial databaseから設定可能なパラメータです.複数の対象物が重ねあわされている領域では,メッシュオーダーが小さい対象物が優先されます.メッシュオーダーの設定についてもっと詳しく知りたい場合は以下を参考にしてください.
https://kb.lumerical.com/en/index.html?materials_mesh_order_optical.html

一般的な例として被覆を施したナノ粒子があります.これを生成するためには二つの同心円の球体のを配置します.小さい球のメッシュオーダーが1であれば,被覆となる大きな球のデフォルトのメッシュオーダーは2となり,内側のコア(小さい球)も解析に含まれます.

空孔構造に関しては,コアの材料を“Etch”に設定します.ここで“Etch”の屈折率は解析領域のバックグラウンドの屈折率となります.“Etch”はデータベース内であらかじめメッシュオーダーが1に設定されているので,メッシュオーダーの設定を変更せずにそのまま中空構造の解析が可能です.

core_shell.fsp このファイルはコアが金で皮膜が誘電体のコア被覆構造のシミュレーション例です.コアのメッシュオーダーは1に設定されています.屈折率モニターを用いることで,シミュレーション対象物の空間的な屈折率分布を確認することもできます